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Knitting Mastery
糸と道具

棒針のサイズ早見表:号数・mm・USサイズ・イギリス旧サイズの換算

Knitting Masteryチーム8分で読めます

白いリネンの上に、輪針で編みかけの生成り色のセーター、毛糸、小さなはさみ

要点

棒針のサイズとは軸の直径のことで、どこでも同じ意味を持つのはミリ(mm)だけです。日本の号数とUSサイズは数字が大きくなるほど太くなりますが、イギリスの旧サイズは逆で、数字が大きいほど細くなります。下の早見表で換算し、古いパターンや海外のパターンで編むときは、必ずmmを確認しましょう。

棒針のサイズとは、軸、つまり先細りになった先端より下のまっすぐな部分の太さ(直径)のことです。同じ太さの針でも、作られた国や時代によって表示が違い、海外では3通りの呼び方があります。日本の号数を加えれば4通りです。サイズがややこしく感じられるのは、そのためです。下の早見表で、それぞれを並べて比べてみましょう。

棒針のサイズ換算表(mm・US・イギリス旧サイズ)

ミリ(mm) US イギリス旧サイズ
2 0 14
2.25 1 13
2.5 1½(非公式) —
2.75 2 12
3 2½(非公式) 11
3.25 3 10
3.5 4 —
3.75 5 9
4 6 8
4.5 7 7
5 8 6
5.5 9 5
6 10 4
6.5 10½ 3
7 — 2
7.5 — 1
8 11 0
9 13 00
10 15 000
12 17 —
15 19 —
19 35 —
25 50 —

ダッシュ(—)は、その規格にぴったり対応するサイズがないことを示します。USサイズの1½と2½は、公式のUS規格には含まれていません。2.5mmと3mmの針にこの表示を使うメーカーもあれば、使わないメーカーもあります。

日本の棒針の号数とmmの対応表

日本の棒針は「号」でサイズを表します。0号が2.1mmで、そこから1号上がるごとに0.3mmずつ太くなり、15号が6.6mmです。

号数 太さ(mm)
0号 2.1
1号 2.4
2号 2.7
3号 3.0
4号 3.3
5号 3.6
6号 3.9
7号 4.2
8号 4.5
9号 4.8
10号 5.1
11号 5.4
12号 5.7
13号 6.0
14号 6.3
15号 6.6

15号より太い針は「ジャンボ」と呼ばれ、号数ではなくミリで表示されています。

号数とUSサイズは、どちらも数字が大きいほど太くなりますが、同じ数字でも太さは違います。たとえば8号は4.5mmですが、US 8は5mmです。海外のパターンで編むときは、号数の数字ではなく、mmで針を合わせましょう。

ミリ表示がいちばん信頼できる理由

ミリ表示は、直接の測定値です。4mmの針は、太さがちょうど4ミリあります。USサイズやイギリスの旧サイズは、その太さにつけられた呼び名で、表のすき間からもわかるように、きれいには並びません。最近の針やパターンでは、USサイズと並べてミリ表示が書かれていることが多く、まず確かめるべき数字がミリなのはそのためです。

パターンに合わせて針を買うときは、ミリをそろえましょう。パターンにUSサイズしか書かれていなければ、表でミリに換算します。日本の針を使うなら、そのミリにいちばん近い号数を選び、試し編みでゲージを確かめます。

イギリスの旧サイズは数字が逆向き

イギリスでミリ表示が採用される前は、針金の太さを表す古い規格で針に番号がつけられていました。この規格では、数字が大きいほど細くなります。そのため、旧サイズの14は細い2mmの針で、000は太い10mmの針です。USサイズと日本の号数は逆で、数字が大きいほど太くなります。

古いパターンの針のサイズの読み方

古いイギリスのパターンや、イギリスのサイズを使っていた国のパターンでは、「No. 10 needles」のように、針のサイズが数字だけで書かれていることがよくあります。危ないのは、それをUSサイズや日本の号数と読みちがえることです。

  • イギリス旧サイズの8は4mmですが、US 8は5mm、日本の8号は4.5mmです。
  • イギリス旧サイズの10は3.25mmですが、US 10は6mm、日本の10号は5.1mmです。

古いパターンで編むときは、次の手順で確かめましょう。

  1. パターンがどこで、だいたいいつごろ出版されたものかを調べます。
  2. イギリスのサイズを使っているなら、それぞれの数字を表の「イギリス旧サイズ」の列で探します。
  3. 手元のコピーに、その数字の横にミリのサイズを書き込みます。
  4. 編み始める前に、試し編みをしてゲージを確かめます。パターンが書かれたときと同じ糸を使うことは、まずないからです。

棒針の種類

2本針(玉付き)

玉付きの2本針は、片方がとがっていて、もう片方には、目が抜け落ちないように玉がついています。段ごとに往復して編む、平らな編み地に使います。長さは約25cmと約35cmのものがよく売られています。短い針は軽くて扱いやすく、長い針は幅の広い編み地をおさめられます。

輪針

輪針は、2本の短い針先を、柔らかいコードでつないだ針です。帽子やセーターの身頃のように、とじ目のない筒を編む「輪編み」に使います。平らな編み地も編めます。段の終わりで編み地を返すだけで、作品の重さが手首ではなくひざにかかるので楽です。

長さは、コードを含めた、針先から針先までの長さで表します。輪に編むときは、目が伸びずにぐるりと一周届くよう、作品の周囲より少し短いものを選びます。帽子には40cmが一般的で、セーターの身頃には60cm以上が合います。80cm以上の長い輪針があれば、マジックループという方法で細い筒も編めます。余ったコードを、目と目のあいだから輪のように引き出して編む方法です。

付け替え式のセットなら、長さの違うコードに、いろいろな太さの針先をねじ込んで使えます。

4本針・5本針

両端がとがった短い針で、4本または5本のセットで売られています(英語では double-pointed needles、略してDPN)。靴下や手袋、帽子のトップなど、細い筒を編むのに使います。目を3本か4本の針に分けてかけ、残りの1本で編みます。長さは約15cmと約20cmのものが一般的です。

針の素材と使い心地

  • 金属の針はなめらかで、目がすいすい滑ります。慣れた人はその速さを好みますが、初心者には、準備ができる前に目が抜け落ちてしまうように感じられるかもしれません。冷たく感じたり、カチカチと音がしたりすることもあります。
  • 木や竹の針は温かみがあって軽く、目がほどよく止まる適度なひっかかりがあります。そのため、初心者にも使いやすい素材です。とても細い木の針は、うっかり上に座ると、曲がったり折れたりすることがあります。
  • プラスチックの針は軽く、ある程度ひっかかりがあります。太い針は、金属や木では重くなるため、プラスチック製のものが多くあります。細いプラスチックの針は、曲がることがあります。

針先の形も大切です。とがった針先はきつい目にもすっと入り、細い糸に向いています。丸みのある針先は、太くやわらかい糸を割りにくくなります。

針のサイズと糸の太さの関係

太い糸には太い針、細い糸には細い針が合います。どの糸のラベルにも合う針のサイズが書かれているので、そこが出発点です。目安として、中くらいの太さの糸(日本ではおおよそ並太、海外ではworstedやaranと呼ばれる太さ)は、4.5〜5.5mm(号数でおよそ8号〜11号)の針で編むのが一般的です。

すすめられているサイズよりずっと細い針で編むと、目が詰まったかたい編み地になります。ずっと太い針では、ゆるく透けた編み地になります。ふんわりしたショールには太めの針、丈夫な靴下には細めの針というように、パターンがあえてラベルの範囲から外れたサイズを指定することもあります。糸の太さについては、毛糸の選び方のガイドでくわしく説明しています。

針のサイズとゲージ、試し編みが必要な理由

ゲージ(イギリスのパターンでは「tension」)とは、10cm四方の編み地に入る目数と段数のことです。パターンには、デザイナーが編んだときのゲージが書かれていて、指定の針のサイズは、デザイナーが使ったサイズにすぎません。糸の持ち方は人によって少しずつ違うので、同じ針でも、編む人によって結果が変わります。ゲージを合わせることで、パターンどおりの大きさに仕上がるのです。

試し編みの編み方とはかり方は、次のとおりです。

  1. パターンで指定された糸と針で、幅15cm以上の四角になる目数を作ります。パターンのゲージから、だいたいの目数がわかります。
  2. ゲージが示されている編み方(たいていはメリヤス編み)で、高さが約15cmになるまで編みます。
  3. ゆるめに伏せ止めをします。
  4. 仕上がった作品と同じ方法で、試し編みを洗って乾かします。
  5. 伸ばさずに、平らに置きます。
  6. 試し編みの中央で、10cmの中に入る目数を数えます。
  7. 同じように、10cmの中に入る段数を数えます。

目数がパターンより多ければ、編み目が小さすぎるので、太い針を試します。少なければ、細い針を試します。1サイズずつ変えて、もう一度試し編みをしましょう。

サイズ表示のない針の調べ方

ニードルゲージは、金属かプラスチックでできた平たいカードで、サイズの書かれた穴が並んでいます。定規や、試し編みの目数を数えるための小さな窓がついたものも多くあります。

  1. 先細りの先端より下の、軸の部分を持ちます。輪針の場合は、コードではなく、必ず針先をはかります。
  2. だいたい合いそうな穴に、針を差し込みます。
  3. もっと小さい穴を試していき、軸が無理なく通る、いちばん小さい穴を見つけます。
  4. その穴の横に書かれたサイズを読みます。
  5. 小さなタグをつけるなどして針にサイズを書いておけば、二度とはかる必要はありません。

次に学びたいこと

どんな針のサイズも読めるようになったら、初心者におすすめの毛糸のガイドで針に合う糸を選んだり、初心者向けの作品で針を使ってみたりしましょう。一歩ずつ学べるレッスンは、ライブラリーでご覧いただけます。

よくある質問

US 8の棒針は何mmですか?

US 8は5mmです。日本の号数にちょうど同じ太さはなく、9号(4.8mm)と10号(5.1mm)のあいだにあたります。古いイギリスのパターンにも注意しましょう。イギリス旧サイズの8は別の針で、4mmです。

初心者は何号の棒針を使えばいいですか?

並太程度の中くらいの太さの糸なら、4.5〜5.5mm(号数でおよそ8号〜11号)から始めましょう。いちばん確かな目安は、糸のラベルに書かれている針のサイズです。

イギリスの旧サイズは、なぜ数字が大きいほど細いのですか?

イギリスの旧サイズは針金の太さを表す規格をもとにしていて、その規格では数字が大きいほど針金が細くなるからです。そのため、旧サイズの14は2mm、000は10mmです。

サイズの書いていない棒針の太さは、どうやって調べますか?

ニードルゲージを使います。大きさの違う穴が並んだ平たいカードです。針が無理なく通るいちばん小さい穴を探せば、その横に書かれたサイズが針の太さです。

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